特定非営利活動法人 トンネル工学研究会

活動概要

トンネルなどの地中構造物は、地盤に関する未解決な事項が多いこともあり、設計や施工にあたっては、各技術者が積み重ねた経験に依存し、科学的に体系化されていない部分が多く残されています。たとえば、

・地中構造物は地震に対して強いと言われていますが、近年の地震被害 では地中構造物にも被害が散見されます。その一方で、トンネルは、災害時の緊急避難路や物資輸送に期待されるところが多く、十分な耐震性能を保有することが重要ですが、耐震照査技術は未知な部分が多いのが実情です。

・社会基盤として構築されたトンネルや地中構造物は、耐用年数の目安5060年を経過するものが急増し、社会的にもその維持管理が非常に重要な課題です。しかし、既存の構造物の健全度評価や寿命予測等の技術も体系化されたものが確立されていないとともに、点検管理、維持管理等のための人員が大幅に不足しているのが現状です。

 

特定非営利活動法人(NPO法人)トンネル工学研究会は、これらの課題解決のために、計画者、設計者、施工者、製作者、あるいは使用者などの様々な観点から議論・検討を行い、これらの課題解決のための研究を行っていきたいと考えております。